くにともたつろう〜Smile^^〜

小学校の教員から青年海外協力隊へ・・・ネパールという異国の地で自分の成長や夢を追いかける大切さなど・・・そしてこれからの教員としての歩み方を・・・

同期隊員の任地での防災教育

こんにちは!

 

ネパールの首都・カトマンズもどんどん寒くなってきました。

 

でも日中はコートなくても大丈夫なくらいぽかぽか陽気です。

 

さて・・・

 

任地が決まらない中・・・

 

11月は同期の隊員の任地に行くことができました。

 

そこで、防災教育・算数の授業・日本の文化、学校紹介(サポート)をすることができました。

 

本来なら、任地の学校でどんどん授業をして改善していき、他の同期の学校などで実施できればいいんですが、なかなか学校が決まらなかったので、同期隊員にお願いをして授業をさせてもらいました。

 

今回は防災教育編⭐︎

 

❶防災教育

 ネパールでは4月に大きな地震があり、たくさんの命が失われました。そこで地震大国日本では、学校でどのような防災教育(避難訓練等)が行われているのかや地震のメカニズム、3.11の日本の様子(特にネパールは海がないため、津波のイメージがつかない)など小学生にもわかるようにパワポを作り、授業をしてきました。ネパールでは、4月の地震直後・・・

 

「警察官が明日地震が来るって言ってた」

 

「明日の◯◯時にこの前の何倍もの地震がくる」

 

などといった根拠のない噂を信じてしまうことが多くあったそうです。その根拠のない噂のために、心配で体調を崩したり、寝れなくなってしまうようなことがあったそうです。

 

なので、小学生でもわかるように、

 

・地球はプレートで覆われていて、それぞれのプレートの動きによって地震が発生すること

・ネパールの学校は耐震構造ではないため、机の下に隠れても学校自体が崩壊する可能性があること。そのために、自分で判断をして行動をしなければいけないこと。

・学校で地震が発生した際は、先生が子どもたちにどのような行動を取るべきなのか指示を出すこと。

・パニックにならない。落ち着いて行動すること。

地震は誰にも予期できないこと

 

を説明してきました。今回授業をしたのが1〜3年生ととても小さかったので、自分の拙いネパール語・英語でぽかーんとしている小学生ばかりでしたが・・・笑&泣

 

先生たちにも真剣に見てもらえました。

 

日本では当たり前ですが、地震がいつ・どこで起こるかなんかわからないってことを伝えていく必要があるな〜と思いました。

 

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学校の集会場のような場所で!後ろの日の丸のような塗装は気にしないでw

 

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真剣にみんな聞いてくれました。

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東日本大震災の映像を流している時です。

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地震が地層同士のズレで発生することを、下敷きを使って説明しました。

 

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1〜3年生には少し難しかったかな・・・?

 

今回での反省点を次回に活かしていきたいと思います。とりあえずネパール語を・・・笑

 

ってネパールでも先生しっかりやってますよ!笑

 

kuni