任地について⭐︎
こんにちは!
1ヶ月ぶりのブログになってしまいました。
ごめんなさい。本当にごめんなさい。
8月から始まったタライ地域のバンダは、結局11月のティハール休みまで待ってもよくはなりませんでした。
憲法を制定したネパール。
それに反発するタライ地域。
そしてインド。
憲法という国の根幹となる決まりなだけに、解決もすごく難しい。
そしてタイムリミットのティハールというお祭り。
「光のお祭り」を意味するティハール。
タライの人々にも、キラキラした光が届けばよかったんだけど・・・
それはまだまだ先のよう・・・
新しい任地は正式に決定次第報告します。
他の同期がすでに4ヶ月も先にいろいろなことをしてるって思うと、すごく焦るけど・・・
ゆっくりゆっくり進んでいこうと思います。
一歩一歩ゆっくり着実に・・・
kuni
当たり前の大切さ〜水編〜
こんにちは!
ちょー久しぶりのブログになってしまいました。
ごめんなさい。
子どもたちも”全然更新しない”って文句を言っていたでしょう。
ごめんなさい。
継続することがいかに難しいか
改めて理解しました(笑 でも大切なんだよ?継続することってw
って、今日は当たり前の大切さを・・・
学校では、東日本大震災の特別行事のときに繰り返し繰り返し伝えていたけど・・・
やっぱり何でもそろっていると気付かないもの。
ネパールは今、ガソリン・ガス不足・・・
その中で生活していかないといけないのは結構大変。
それって、正直今まであまり感じていなかった。
でも今日実感。。。。
なぜか・・・
『シャワーでお湯が出ない。』
これって結構死活問題。
だって、こっちはもうすこしずつ冬に近づいてきている。
っていうことは寒い。
でもあったかい水は出ない。
日本では当たり前に温かいシャワーが出るけど、
それって当たり前じゃないんだな〜って感じました。
水が出てくるだけでもありがたい。まして温かい水なんて・・・
ほんと日々発見だし、感謝しなければいけないことばっかだなぁ〜と思いました。
ブログちゃんと更新するから、見てねーー!!更新したこと、友だちやお家の人にも伝えてね〜!
それでは^^
kuni
※ドミトリーのシャワーです。いつも水がちろちろってしか出ません。
ネパール到着から3ヶ月。そしてネパール情勢。
こんにちは!
今日でネパールに到着して3ヶ月になります。
9月20日に憲法が決まり、お祭り騒ぎだったネパール!!!
大地震を経て、憲法を決めようとする動きが加速し、7年の長い長い道のりを経て、決まった憲法。
みんながHappyになるはずだった!
だって国の根幹となる憲法が決まったのだから。。。
でもそううまくいかないのがネパール。
新憲法に対して、タライ地域(南部)の人々の陰でサポートをしていたインド。
このインドがネパールの憲法に対して、不満を表明し、国境を封鎖するという措置に出た。
この封鎖のニュースはネパールにすぐに届き、ガソリンスタンドが長蛇の列。
そのニュースを知らなかった時に自分は、
今日はやけにガソリンスタンドに並ぶ列が長いな〜と思ったぐらい。
でもそれはほんの序章に過ぎなかったみたい。
物流が止まり始め、首都のカトマンズにも影響が出てきた。
特にガソリン。
政府から、ナンバーの末尾の偶数・奇数によって道路を走れる日を限定したり、給油量を車は週に10L、バイクは3Lと制限したりなど、普段の生活にも影響が・・・
噂によると、市民の車には給油をしないと政府から通達が出たとか出ないとか・・・
本当に混乱期にネパールの生活をしているって感じ。
ガソリンスタンドに並ぶ長蛇のバイクの列
歩道はバイク。車道は車(特にタクシー)
使われていないタクシー(ナンバーの末尾が偶数か奇数かで走れる日が変わるため)
バンダで任地に行けず・・・
他の隊員の学校で、日本の学校紹介や防災教育について授業をしようと計画していた矢先の物資不足による移動制限・・・
やることなすこと、全部うまくいかないなぁ〜って・・・
でもそれが協力隊なのかなって思うときもあったり・・・
昨日からドミを離れ、ホテルでの生活※。
不自由なこともたくさんあるけど、
前を向いて、『笑顔』でこの混乱を乗り切ろうと思います。
子どもたちにいつも言っていたように・・・!!!
※昨日からドミトリーを離れ、ホテルでの生活です。ドミトリーは本当に物資が何もなくなったときの隊員の緊急避難場所として、ガスや水などを確保するために、ドミトリーではなくホテルでの生活が始まりました。
kuni
ネパール通信 第2号完成!
こんにちは!
ネパール通信第2号完成しました。
この調子でどんどんネパールのこと伝えていきたいと思います。
今回のテーマは「ネパールの都道府県」と「ネパールの数字」です。
ネパールの郡の区分けなどを簡単に書きました。
また日本とまったく違うネパール数字について、問題も入れながら、子どもたちにとって当たり前の数字が他の国では、形を変えて登場していることに「はっ!」と気づいて、興味をもってくれたらいいなぁ〜と思います!
こんな感じで掲示されています^^
kuni
ネパール憲法が成立しました☆
こんにちは!
9月20日(日)17時
ついにネパールの憲法が公布されました。
7年以上憲法がない状態で歩み続けたネパール。
4月の地震で、「このままではいけない!」と憲法制定が加速し、ついに昨日憲法が公布されました。
この憲法の影響で、任地へのポスティングが延期、延期になり・・・
タライ地域(南部)は治安が悪化し、多くの人が怪我をしたり、亡くなったりしている。
でも、この憲法で、ネパールの人すべてが少しでも幸せになり、笑顔で生活できますように!
そしてタライ地域の人々がまたいつもの生活を始められますように!
そしてそして、最初のポスティング場所であったナワルパラシの子どもたちを笑顔にできますように!!!
昨日はカトマンズはお祭り騒ぎでした^^
ティーズ(女性のお祭り)
こんにちは!
昨日、ネパールはティーズというお祭りでした。
ティーズとは「女性のためのお祭り」です。
夫や家族の幸せ、健康や成就のために食を断つそうです。水さえ飲まない人もいるそうです。
なんでこのティーズのお祭りができたかというと・・・
昔は、女性は結婚すると婚家の仕事に追われ、実家へ帰ることの許しがもらえなかったそうです。
しかし、このティーズだけは、文句を言われることもなく、おおっぴらに実家に帰れたとか。
そこで、親戚や友達が集まり、おしゃべりをし、踊りを踊ったりして楽しく過ごしたのだそうです。
今でも、ネパールでは女性が家事の大部分を担っています。日本のように、洗濯機が家庭にないので、すべて手洗いで洗わないといけません。その洗濯に使う水でさえ、他の水源や水道から運んでくることをしなければいけない地域もあります。
その家事などに時間を費やしてる女性が唯一自分の時間を過ごせるのが「ティーズ」というわけです。
街には赤いクルタやサリーを着た女性であふれています。学校も子どもたちは母親と実家に帰るため、休みになるところもあります。
日本にはない面白い文化!
またいろいなことを紹介したいと思います。
ネパールの電気(電力事情)
こんにちは!
このブログがいろいろな人に見ていただいているようでとても嬉しいです。
少しでも世界に目を向けて、世界を「知る」子どもたちが増えてくれたらと思っています。
今日は、ネパールの電気(電力事情)について書きたいと思います。
日本は、原子力・火力・水力発電で日本中の電気を作り出しています。最近では、環境に配慮した太陽光発電・風力発電なども日本各地に見られるようになりました。
ネパールでは、水力発電がメインの発電方法です。そのため、ネパール全土を水力発電で補えず、インドから電気を買っています。しかし、それでもネパール全土を補うほどの電気を作り出すことができません。
では、電気がない・・・どうするのか?
それは、みなさんも経験したことが実はあるんですよ!!なんだと思いますか?
それは・・・
『計画停電』です。
日本では、東日本大震災が起きた際に、福島第一原子力発電所が被災し、電気の供給が間に合わないかもしれないという問題が起きました。
そのときに「計画停電」というものをしたことを覚えているでしょうか?地域ごとに停電する時間を決めて、電気の使用を抑えようとする計画です。
その計画停電・・・ネパールでは毎日です。
この写真を見てください。
日本では、毎日当たり前のように電気がきて、好きなときに好きなものを使うことができます。電気を使わないで生活することは想像できないと思います。そのゲームも電気を使って動いているし、お家の人も電気を使っていろいろな家事をしていますね?
日本では、自然災害などの非日常的なハプニングが起こらない限り、停電は起きません。しかしネパールでは、計画停電が毎日実施されます。
今住んでいるドミトリーは、Group6という地域です。なので、このオレンジで囲まれている時間が計画停電されている時間です。
例えば、月曜日(Monday)は、「午前7時〜12時・午後5時〜8時」は停電があります。
今日は天気がいいから洗濯機で洗濯を・・・とこの表を見てみて、がーん(;ー;)とすることはよくあります(笑 洗濯機動かないやん!!って笑
みんなの場合だったら、午後7時から好きなアニメ見ようと思っても、電気がないので見れない・・・というようなことが起きます(泣
※この時間中に停電が起きるということなので、時間通り毎日停電が行われるというわけではありません。停電の時間帯なのに、電気がきていることも、停電の時間じゃないのに、電気がこないということもよくよくあります。あくまで目安ですね。
幸い、ドミトリーに「自家発電機」というインバーターがあるため、必要最低限の電気は確保できます。しかし、オーブンや暖房器具などの電気を大量に消費するものは使えません。
↓ドミのインバーター
レストランなどで食事をしていても、急に停電し、真っ暗になることは日常茶飯事です。インバーターのあるレストランだと、暗いですが、少しの明かりで食事をします。
インバーターがない家では、ろうそくや懐中電灯を使って明かりを灯します。
なんか日本では考えられないですが、ネパールではこの計画停電が普通に行われるので、誰もびっくりはしません。
改めて、ネパールに来て、「電気」ってすばらしい!!と実感できました。当たり前の電気だけど、当たり前じゃないとその「有り難み」がすごくよくわかります。
みんなも、少し電気のことを意識して生活できるといいですね^^
それではっ!
kuni