青年海外協力隊 現職教員特別参加制度その1⭐︎
KTCでの訓練も無事に終え、昨日ネパールに到着しました。
それにしても。。。暑い。そして、任地のナワルパラシはもっともっと暑いらしい。。。
最悪や・・・笑
でも意外とそれが楽しみだったりする(笑
今日は青年海外協力隊でも結構特別な制度・・・
青年海外協力隊・現職教員特別参加制度について・・・
俺が協力隊に応募する時に、あまり参考になる情報がなかったので、少しでも現職の先生がこの制度を使ってチャレンジしたいと思えるように!そしてその経験が、日本の子どもたちによい影響が与えられるように、少しまとめてみたいと思います。
まず、現職教員特別参加制度というのは、公立学校など(自分は公立小学校に勤務)している先生が、『教員』という身分を県(または市)に残して、青年海外協力隊に参加できるという制度です。
せっかく難関の教員採用試験を受かったのに、協力隊に行きたいがために、教員をやめることはありません。
バックに『文部科学省』をいうとても心強い味方を得て、協力隊に参加できます。
しかし、誰でもなれるわけではありません。
<現職制度で参加するために>
1、この制度は、教員として「◯年間勤務をしていなければいけない」という縛りがまずあります。
都道府県によって違うみたいですが、千葉県は3年以上(確実)、東京は5年以上(同じ試験を受けた人が言っていたので、確かな情報かは不明)実務経験をしていないといけません。
ここは、自分は何年勤めたかな〜と考えればいいです。
※僕の場合は、派遣までに満3年なので、実質試験を受けていたのは2年◯ヶ月の時です。
2、市・県の面接試験を突破しないといけません。
各市・都道府県によって内容は違いますが、面接試験を突破しないといけません。僕は、市ではまさかの自分1人、県では約10人ぐらいいたとは思います。合格人数も各都道府県でバラバラのようです。
千葉県は、27年度1次隊は、現職の先生が4名合格していました。しかし、京都府では、京都市で1名、県で1名とかなり厳しい合格者数を設けているみたいです。そこは、都道府県の裁量に任されているようです。そこでま、難しい試験ではありません。自分がなぜ協力隊に行きたいのか、行くことで自分の市・県の子どもたちに何が還元できるのかなどを聞かれます。
※市・県の代表として行っているので、「戻ってきてすぐに辞めるなよ〜」と僕は言われました(笑 最初は、そんなの自分の勝手じゃんと思っていましたが、教員の人手が足りない中、送り出してくれた教育委員会の気持ちも考えればわかるな〜と派遣前訓練で感じました。
3、JICAの面接
この段階で、すでに市と県の推薦をいただいている状態で、JICAの面接を受けます。ここの面接は、技術面接と人物面接があります。ここでの試験を無事passすると、
青年海外協力隊候補生になることができます。
4、重要最後に大切なこと・・・それは『学校長などの理解を得られるか・・・』
ここに応募する前に、何よりも学校長や一緒に勤務している先生方の理解を得られるかということです。
幸い、自分は校長に協力隊の話をしたときに、「あなたの人生だから、自分のやりたいことをやりなさい」と、心強く応援してくださいました。
しかし、他の学校では「協力隊の話をできる状況・雰囲気ではなかった」や「理解を得られずズルズル2〜3年応募できなかった」などの話を聞きました。こればっかりは運もあると思いますが、学校で自分の仕事をしっかりやることが大切なのかなと思います。
協力隊に現職で行くからには、いろいろな人の協力や理解が必ず必要です。そこは簡単なようで1番難しいのかも知れません。
それでは・・・
今回は現職で参加するまでの過程を書きました。少しでも参考にしてもらえればと思います。
次は待遇面などを少しまとめたいと思います。
それにしても暑い。蚊が多い。
寝れるか心配ですが、ネパール生活2日目・・・疲れもたまってくると思うので、寝ます!!
それでは、また⭐︎
kuni