くにともたつろう〜Smile^^〜

小学校の教員から青年海外協力隊へ・・・ネパールという異国の地で自分の成長や夢を追いかける大切さなど・・・そしてこれからの教員としての歩み方を・・・

ファイナルプレゼンテーションを通して・・・

2072年4月19日

 

今日からネパール暦の『ガテ』で過ごすようにしよう!

 

この暦だけ見てると、ネパールが最先端を行っている気がするのは自分だけでしょうか?

 

日本は2015年

 

・・・しかし・・・

 

ネパールは、2072年

 

 

やばい。。。

 

いやいや・・・

 

今日はこんなことを書こうと思ったわけではない。

 

今日、ファイナルプレゼンテーションが終わって、語学訓練の最後を締めくくった。

 

これをもって、KTC(日本の駒ヶ根訓練所)&現地語学訓練が全て終了したことになる。

 

プレゼンのテーマは

⒈なぜ、青年海外協力隊として、ネパールに来たのか?

⒉ネパールでの語学訓練(フィールドトリップやプレビジットなどなど)または、日本とネパールの違いについて

⒊将来の人生設計について

 

⒈協力隊としてなぜネパールに来たか。

 自分は、小学校の先生として3年間子どもたちを見てきた。

その中で、もっともっと自分が人間的に成長しないといけないと思っていた。それは、自分のためでもあるし、子どもたちのためでもあると思う。

3年生から持ち上がって、今年も担任することができれば、初任でもった子どもたちを卒業させることもできた。それは、とっても嬉しいことだし、そんな気持ちも心の中にあった。

 

でも、自分は協力隊の選択肢を選んだ。

 

その理由の一つとして、子どもたちに言っていることと自分がやっていることが違う・・・

子どもたちは、大人や教師の言動をよく見ていると思う。

 

そして、教師の言動は、子どもたちにはきっと見透かされていると思う。

 

だからこそ、口先だけの指導は、子どもたちには絶対伝わっていると思う。

 

だからこそ、言っていることとやっていることが違う自分がとっても苦しかった。

 

自分は、『挑戦してたくさん失敗をたくさんしなさい。挑戦して失敗しても、守ってやる!』と子どもたちに伝えていた。

 

でも、実際自分は失敗を恐れて、「うまくやろう」・「恥ずかしい思いをしないようにしよう。」って考えて行動していた。挑戦なんて全くしていなかった。

 

きっと自分のそんな考えを子どもたちは感じていたと思う。

 

「先生、挑戦してないじゃん。失敗怖がってるじゃん。」

直接は言われたことはない。でも、絶対感じてた。

 

そんな自分がとっても苦しかった。

 

教師だって、人間・・・いつも清く正しいことばっかりできるわけではない。

 

でも、クラスで大切にして、子どもたちに伝えたいと思っていることが、自分が実践できていなかったら・・・

 

だから、だから、、、

 

自分はこの2年間でたくさん失敗をしてこようと思う。失敗なんて好き好んでやる人はいない。でも、挑戦して失敗することに『恥』はいらないと思う。

 

だからこそ、ネパールでも日本でも、挑戦する子どもたちを応援したいし、挑戦して失敗した子どもの気持ちに寄り添えると思う。

 

言葉がわからない、文化も違う、当たり前が当たり前じゃない。逆に当たり前じゃないことが当たり前の日々。

 

失敗を恐れて何ができる!

 

挑戦しないで、何ができる!

 

日本に帰ってから、心から『どんなことにも挑戦してごらん!失敗するもしれない。でも挑戦しないと何も始まらない。失敗しても先生がしっかり守ってあげるから!』

 

自分の挑戦は、協力隊に来ることかた始まった。まだまだ挑戦しきれていない。

 

これからの挑戦を楽しみに!失敗を楽しみに!!

 

⒉ネパールでの語学訓練(フィールドトリップやプレビジットなどなど)または、日本とネパールの違いについて

 自分は、ここはプレビジットについて話をした。プレビジットは、任地に一人でバスからホテル、仕事先の人に連絡をして(もちろんネパール語)行くというプログラム。

 

大人版 「初めてのおつかい」的な・・・笑

 

ここで、感じたのは、ネパール人の優しさ。仕事をする任地の学校の先生がホテルまで

来てくれて、街を少し案内してくれたり、学校を見せてくれたり。

 

ネパール語がまだまだ勉強不足で、わからないこともたくさんあったけど、自分の思いや言いたいことを『理解しよう』としてくれる姿勢が、とっても嬉しかった。

 

こんな心を持ったになりたいと思った。

 

わからなくても、知らなくても、『聞こう』とか『わかろう』とする態度ってとっても大切だと思う。

 

この姿勢は、自分も見習って続けていこう。たとえ、好きな人じゃなくても・・・

 

⒊将来の人生設計について

 

 これは、ネパールにいるときにすること、そして日本に帰ってからすることの2つ!

 

ネパールにいてできることは、日本にいる子どもたちに世界を知ってもらうこと。

例えば、エアーメールを使って手紙を書く。写真を撮って、日本との違いを知る。またSkypeなどを使い、交流を行う。

 特にSkypeを使って交流は、日本の子どもたちが、日本にいながら、ネパールの子どもたちの言葉や表情を知れる絶好の機会だと思う。

 

世界を知ることは、子どもたちの可能性を大きく広げると思う。

 

その可能性を広げてあげるのも、教師の役目だと思う。

 

だからこそ、いろいろな経験をしたい。

 

日本に帰ってからも、2年間の生活で感じたことや知ってほしいことなどを伝えていきたい。また世界に散らばっている協力隊員と連携し、授業をしたりできるのもとても面白いんではないかと思う。

 

そんな感じのプレゼンを今日しました。

 

今日、ネパール語の先生の前で言ったことを少しでも実践できるように!

 

失敗を恐れないように!失敗を楽しめるぐらいでいきたいと思います。

 

今日のブログから、公開にしようと思います。

 

いろいろな人が読んでくれると嬉しいです。特に教えてきた子どもたちが読んでくれると嬉しいな。そして、先生頑張ってるんだから、自分も頑張ろう!って思ってもらえるとすごく励みになる。

 

任地に行くポスティングまであと9日!

 

それでは!

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kuni